ISO9001 ISO14001 プライバシーマーク 相談室



Q1.取引先や親会社がプライバシーマーク取得を求めてくる理由は?

A1.理由は、2点あります

一つ目は、個人情報保護に対する世間の意識の高まりが挙げられます。

ファイル交換ソフトWinnyによる情報漏えい事故が、相変わらず後を絶ちません。
・Winnyをパソコンにインストールしない。
・会社と自宅のパソコン間でデータのやりとりをしない。
どちらか一方でも守られていれば、事故は防げたはずです。

また先般は、大手印刷会社から800万件もの個人情報が漏えいしました。
社員も外注先社員も同じID、パスワードを共有し、入室が許されていた関係者はだれでも、記憶媒体に個人情報をコピーできる状態だったそうです。

このように事故の原因を見てみますと、高度なセキュリティ網が突破されて個人情報が流出したといった、映画のような話は皆無です。

ほとんどの事故は、管理の甘さが原因で起きています。
「この程度の管理も徹底できないズサンな会社」というレッテルを貼られることは、金銭的な損害賠償を負担することより、はるかに損失は大きいと言えます。

そして、このような漏えい事故が起きた場合、個人情報の取扱いを委託していた元請の会社も管理責任を問われます。

従って、御社の取引先や親会社も、御社の個人情報の管理体制に口を挟まずにはいられないのです。

プライバシーマーク制度は、御社でもない、取引先や親会社でもない、第三者機関(付与機関、指定機関)が、公平公正な立場から、御社の個人情報を管理する仕組みを審査する制度です。

審査に通れば、御社は、個人情報に関するマネジメントシステムを整備し、運用している会社であると認められたことになります。

御社の取引先や親会社は、安心して御社に個人情報の取扱いを任せることができるのです。


二つ目は、PMSの管理上の問題です。

プライバシーマークでは、個人情報の取扱いを委託する先を、きちんとした基準で選定した上で、必要かつ適切な監督を行うことが要求されます。

既にプライバシーマークを取得している取引先や親会社にとっては、業者を選定する際に、御社がプライバシーマークを取得していると、まことに都合がよいのです。

そして、御社に対する監督も、プライバシーマークを取得していない他の業者ほど、過重に行なわなくて済むことになるからです。


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