Q4.ISO9001を取得するには、どうしたらよいですか?
A4. 次の3つのステップに沿って取得活動を進めていきます。
1.品質マネジメントシステムの構築
まず、ISO9001で定められている100個以上のルール(Q2.参照)を御社の仕事の中に組み込む作業をします。
ISO9001は、もともと英語で作成されています。
実際に作業を進める際には、それを日本語に直したものを読むことから始めますが、これがなかなかクセ者です。
日本語に直したときに、本来の意味が変わってしまうことを防ぐために、極力英語の構文の形のままで和訳しています。
したがって、初めて読む方は、日本語でありながら、宇宙人が書いた本を読んでいる気持ちになります。
ISOが難解だと言われる所以です。
ただ、Q2.で述べたとおり、
ISO9001は、当たり前といえば、当たり前の企業活動をルール化したものなので、意図していることが理解できれば、「当然それくらいウチでもやっている」と思われることの方が、多いようです。
ですから、この作業は、パズルに似ています。
ISO9001で求められていることが、御社の仕事のどの部分に該当するのか、一つ一つ 当てはめていくからです。
これが終了したら、品質マニュアルや規定、様式といった文書に落とし込んでいきます。
ここまでが、品質マネジメントシステムを構築する段階です。
2.品質マネジメントシステムの運用
仕組みが一通り出来上がったら、それに則って、実際に仕事を進めていきます。 これをシステムを回すとか、運用すると言います
システムをある程度回して、実績ができたら、内部監査と呼ばれるセルフチェックを行います。 自分たちで、システムがきちんと動いているかを調べることです。うまくいっていないところがあれば、改善します。
システムを一通り全て運用したら、システムを総括的に見直し、今後どのようにシステムを運用していくかを決定します。
これは社長さんが行います。経営者(マネジメント層)が行う見直し(レビュー)ということで、マネジメントレビューと呼ばれます。
ここまでくると、次は、いよいよ審査です。
3.受 審
審査を受けることを受審するといいます。
ISO9001では、審査が2回あります。
① 事前訪問調査
1回目の審査は、調査という名目で実施されます。
でも、審査員が実際に御社に訪問して、色々と質問してきますので、本番の審査とほとんど変わりません。本番の予行演習のようなものです。
御社で作成したマニュアルなどのISO文書が、ISO9001で要求されていることを満たしているかをチェックします。
② 本審査
2回目の審査は、事前訪問調査の内容を踏まえた上で、今度は、そのマニュアルや他のISO文書で定めたルールとおり、社員の皆さんが仕事を進めているかを中心に審査を行います。
品質上の大きな問題もなく、ある程度しっかりシステムが動いていることが確認できたら、晴れてISO9001取得となります。
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