ISO統合マネジメントシステム とは?


統合マネジメントシステムとは?


それぞれのマネジメントシステムを簡単に説明します。


品質マネジメントシステム(ISO9001:2000)
  (目的)顧客に対する信頼感・安心感の確保
  業務の手順や方法をルール化し、全体品質の底上げや安定化
  を図るための仕組み。もうお馴染みですね。

環境マネジメントシステム(ISO14001:2004)
  (目的)地域住民に対する環境保全・汚染の予防
  業務の中で、環境に影響を及ぼす行為を抽出し、優先順位を
  付けて管理し、有害な環境影響の低減、環境にプラスとなる活
  動を推進する仕組み。

労働安全衛生マネジメントシステム(OHSAS18001:1999)
  (目的)労働者に対する危険の除去・低減
  業務の中で、危険な行為・設備等を特定し、優先順位を付け
  て管理し、事故や労働災害を低減する仕組み。

通常、環境・労働安全衛生マネジメントシステムを構築する際には、事業所、部署単位で、実際に行われている業務を一通り洗い出し、環境に影響を与える作業や行為、危険が潜んでいる作業や設備を一つ一つ抽出していきます。


抽出した作業や設備について、評価方法を決めて、どれだけ環境に影響を与えるか、まだどれだけ危険であるか順位を付けます。
順位の高い項目については、環境方針・目標や労働安全衛生方針・目標を立て、管理します。


環境目標や労働安全衛生目標については、その達成に向けて、計画を作ります。担当者や期限を設定します。その計画に基づいて、環境保全や危険管理活動を進めていきます。


従って、方針や目標を立てて、PDCAサイクルを回すいう点では、品質と同様です。


文書・記録の管理マネジメントレビュー教育・訓練内部監査是正・予防処置といったマネジメントシステムの根幹をなす部分も、やはり共通です。


3つの規格を更に細かく見ていきますと、共通の要求事項が多々あり、互いに密接に連動性していることがわかります。


共通部分を一つの手順の中にまとめ、環境と労働安全衛生の管理を、品質の仕事の流れに乗せると、3つのマネジメントシステムが一つの仕組みとして、スムースに機能します。これが統合マネジメントシステムと呼ばれるものです。


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