ISO9001 ISO14001 プライバシーマーク 相談室



Q4.ISO14001を取得するには、どうしたらよいですか?

A4.
次の3つのステップに沿って取得活動を進めていきます。

1.環境マネジメントシステムの構築

まず、御社で行っている業務や活動について、「環境に影響を及ぼしている行為」を洗い出します。

Q2.で述べた電気・水道等の使用や、営業車両の使用などは、御社にも当てはまるでしょう。

もちろん、御社の本業に特有のアクションも全て考慮に入れて、抽出します。

次に、それらの行為の一つ一つについて、“どれだけ環境に影響を与えているか”、別な言い方をすると、“環境影響の大きさ”を考えます。

環境影響が大きいものは、環境目標として取り上げ、その達成に向けて全社的な活動を行っていきます。

以上のことを含め、ISO14001では50個以上のルールがありますので、それらを御社の仕事の中に組み込む作業が必要です。

ISO14001は、もともと英語で作成されています。
実際に作業を進める際には、それを日本語に直したものを読むことから始めますが、これがなかなかクセ者です。

日本語に直したときに、本来の意味が変わってしまうことを防ぐために、極力英語の構文の形のままで和訳しています。

したがって、初めて読む方は、日本語でありながら、宇宙人が書いた本を読んでいる気持ちになります。
ISOが難解だと言われる所以です。

ISO14001の意図をしっかり把握した上で、自社でどのようにルールを守って、環境保全活動を推進していくかを、環境マニュアルや運用手順書、様式といった文書に落とし込んでいきます。

ここまでが、環境マネジメントシステムを構築する段階です。


2.環境マネジメントシステムの運用

仕組みが一通り出来上がったら、それに則って、実際に仕事を進めていきます。 これをシステムを回すとか、運用すると言います

システムをある程度回して、実績ができたら、内部監査と呼ばれるセルフチェックを行います。自分たちで、システムがきちんと動いているかを調べることです。うまくいっていないところがあれば、改善します。

システムを一通り全て運用したら、システムを総括的に見直し、今後どのようにシステムを運用していくかを決定します。

これは社長さんが行います。
経営者(マネジメント層)が行う見直し(レビュー)ということで、マネジメントレビューと呼ばれます。

ここまでくると、次は、いよいよ審査です。


3.受 審

審査を受けることを受審するといいます。
ISO14001では、審査が2回あります。

① 第1段階審査

1回目の審査は、御社で作成したマニュアルや手順書が、ISO14001で要求されていることを満たしているかをチェックします。

審査員が実際に御社に訪問して、色々と質問してきます。2回目の審査を受けるのに不足している点を指摘していきます。


② 第2段階審査

2回目の審査は、1回目の内容を踏まえた上で、今度は、そのマニュアルや手順書で定めたルールとおり、社員の皆さんが仕事を進めているかを中心に審査を行います。

環境上の大きな問題もなく、ある程度しっかりシステムが動いていることが確認できたら、晴れてISO14001の取得となります。


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