A10.確かに審査員によって、言うことにバラつきがあります。
Q9.で、完璧な仕組みを作るよう指導するコンサルタントについてお話しましたが、
同じことが審査員の世界にも当てはまります。
大企業のISO管理責任者を務めたという経歴を引っさげて、審査員として活躍されている方々がたくさんいます。
やはり、ご自身がこれまで育んできたISOに対する考え方が、よそ様の会社の審査にも色濃く反映します。
本人は、決して悪気はないのですが、やはり“ISOはかくあるべき”というご自身の考え方が強いので、受審する会社さんにとっては、雲の上のような話を押し付けがましく説教されていると受け取ってしまいます。
この辺りの事情は、当の審査機関も以前から重々承知で、定期的に審査員を集めては、ケーススタディを用いて研修を行ったりしていますが、
未だに、この類のご質問をよく頂戴することから察しますと、目だった改善が図られていないのが実情のようです。
私もお客様の審査に立ち会って、審査員の突拍子もない指摘に、頭を金づちで殴られたような衝撃を受けることが、今でも度々あります。(笑)