A12.それは、その会社さんのお考え次第でしょう。
「ISOは書類ばかり増えて、クソの役にも立たん!」
といった意見があります。
でも、その役に立たない仕組みを作ったのは、当のご自分達です。
おかしな指導をしたコンサルタントを解任しても、最終的にご自分達で責任を取らなければいけないのです。その仕組みを使うのは、ご自分達だからです。
役に立たない仕組みをそのままで使っているのは、作り直すのが面倒だからではありませんか?
そうであれば、それは怠慢以外の何者でもありません。
どうやら、ISOを導入すると、必然的に、自動的に、業務が改善される(ISI9001)、または環境に与える負荷が減る(ISO14001)という誤解があるようです。
ISOは、魔法のステッキではありません。
仕組みを作るのも“人”、仕組みを動かすのも“人”なのです。
経営トップが、「ISOで、ウチの会社を~にしたいんだ!」という強い欲求を持ち、
管理者層が、それを実現すべく、社員を教育し、
社員が、その気になって仕事をしなければ、
仕組みがうまく機能しないのです。
取得することだけが目的だと、遅かれ早かれ行き詰まります。
ISOがお荷物になってしまいます。
そうならないためにも、まず、自社の“あるべき姿”を明確にすることから始めなければなりません。
ISOは、それを実現するための道具にすぎないのですから。