ほめる技術

と申し上げますと、拒否反応を示す方がとても多いです。(笑)

ほめるのが、なかなかできない理由として考えられるのが、

・照れくさい

・どうほめたらよいかわからない

・自分は叩かれて育った

・おだてるようでイヤだ

・そこまで気を遣う必要はない
(それより俺にもっと気を遣え…笑 )

といったところでしょうか。

 そうは言っても、最近は、ちょっと注意しただけで、出社拒否という新入社員が多いのも事実です。

せっかく採用した社員ですから、簡単に辞めてもらうわけにもいきません。やはり彼らの特性に見合った指導が必要です。

 そこで、上手にほめることが強力な武器になってきます。
コーチングでよく使われる技法を紹介します。

1.(相手が) 行動したことによって
2.(自分が) 影響をうけたことを
3.(自分の) 気持ちにして言う

例えば、

1.書類作りを手伝ってくれて
2.なんとか締め切りに間に合ったよ
3.ありがとう!

とか、

1.事前に連絡しておいてくれたので
2.先方との話がスムースに進んで
3.本当に助かったよ

という具合です。

 話は変わりますが、『ドラゴン桜』という漫画をご存知ですか?

暴走族上がりの弁護士が、経営不振の三流高校を、東大合格者を多数輩出するエリート校に立て直すという物語です。

 主人公の弁護士が、他の教師たちに生徒のほめ方を指導するシーンがあるのですが、そこで「アイメッセージ」という考え方を披露しています。(アイ = 私 の意味です)

「相手の行為に対して、自分(私)を主語にした文章で気持ちを伝える」というものです。

素直な意志表示が、より深く相手の心に届くと説いています。

 こうして見てきますと、どうやら上手なほめ方とは、「うれしかった」「有り難かった」、「助かった」といった気持ちや感情を、素直に相手に伝えることのようですね。
   
  言われてみれば、人間として至極当然のことですが…(笑)

 まずは、お茶を入れてくれた社員に、「ありがとう」と笑顔で言ってみることから始めてみませんか。

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